蘇州「生物・生命科学技術革新起業コンテスト」で日本の智科環球(株)が準優勝

2018年7月5日、「2018年蘇州生物・生命科学技術革新起業コンテスト」(以下、本大会)が開催されました。

蘇州高新区管理委員会副主任の王莉氏、BGIグループ(華大集団)のブルーレインボー遺伝子技術センターCEOの劉靚氏、蘇州高新技術産業股份有限会社の関係者ら多数の臨席のもと、成功裏に幕を閉じました。

近年成長の著しい生命・健康関連産業の発展をさらに加速するために、本大会を蘇州高新区管理委員会・科学技術革新局・組織局、およびBGIグループ(華大集団)の海外革新センター・ブルーレインボー遺伝子技術センターの強力なサポートのもとで主催しました。

蘇州高新区管理委員会の王莉副主任は、基調講演の中で、「生命科学の時代の到来に伴い、生命・健康分野の産業が経済成長の新たな原動力となることは間違いなく、当蘇州高新区も革新的な企業の健全な成長を強力に支援していく」と語りました。

また、プロジェクト・ロードショーのセッションでは、世界各国のライフサイエンス分野のスタートアップ企業・プロジェクトが優勝を目指して競い合いました。

プロジェクトは、午前の「スタートアップグループ」と午後の「グロースグループ」に分けられ、それぞれ約20のプロジェクト・チームが参加しました。各チームは5分間のQ&Aで評価され、7人の専門審査員が技術、製品、ビジネスモデル、チームワークなどの観点からプロジェクトを評価し、主要な賞を選出しました。

プロジェクトは、免疫療法、ゲノミクス、リキッドバイオプシー、POCT(簡易迅速検査)、および早期腫瘍スクリーニングなど、注目度の高いライフサイエンス分野を網羅していました。専門家による慎重な審査の結果、日本から参加の「智科環球株式会社」は、医療・バイオ・環境部門に貢献することが評価されグロースグループでの準優勝を授与されました。