天山アルミ 中国上場企業トップ 100 に
証券時報が主催する、第16回中国上場企業価値セレクションの受賞者リストが9月22日に発表された。今年は「天山鋁業集団股分有限公司(天山アルミ / Tianshan Aluminum Group)」(002532) が「最も価値のあるメインボード上場企業トップ100社」に選ばれた。
評価委員会は、中国上場企業協会、上海証券取引所、深セン証券取引所、中国証券中小企業投資家代表者、および主要な証券会社などで構成されている。この16年間毎年の恒例として先行されている。主に価値投資の概念を提唱している。受賞の要件として株主還元、収益性、財務の安全性、利益、更に、開発の持続性、資金運用の効率、及び市場価値の管理などを評価し、受賞企業を決定する。
「天山アルミ」は過去12年間に及ぶ弛まない成長の結果、現在は新疆で年産120万トンの電解アルミ生産ライン、6万トンの高純度アルミ生産ライン、350MWの発電機計6セットと60万トンのプリベークアノード生産ラインのほか、広西省靖西市に250万トンのアルミナ生産ラインを揃えるに至った。新疆・石河子市に追加の4万トンの高純度アルミや30万トンのパワーバッテリー用のアルミ箔の生産ライン、江蘇省江陰市で20万トンのパワーバッテリー用のアルミ箔(フェーズ1)、及び2万トンのパワーバッテリー用のアルミ箔技術改造プロジェクトを建設中である。
2021年、「天山アルミ」は最新版の「アルミニウム業界標準条件」を満たす最初の企業にアップリストされた。現在、この基準に準拠した生産能力を持つ単一工場として中国で2番目に大きなアルミニウム総合企業に成長している。また、7年連続で中国の民間企業トップ 500 にランクインされている。